株式投資の用語を学ぶメモ①PV,NPV,IRR
ほぼ自分用です^_^
PV、NPV、IRR(内部収益率)
目標:IRRを計算する
不動産投資、太陽光発電投資、プロジェクト投資等 年度ごとの収益の差が激しい投資に対して投資期間全体での収益率を測る指標。投資の意思決定をするのに参考になる。
その過程でPV,NPVの知識が必要となる。
前提としてお金の価値は時間によって異なる
現在にもらえる10万円と2年後もらえる10万円は、現在もらえる10万円のがお得に感じる。
じゃあ現在にもらえる10万円と、2年後もらえる20万円、どっちが価値があるもの?
PVという指標で測ることができる。
PV(現在価値)
➡︎将来にもらえるお金を現在価値に割り引くことで、現在にもらえる10万円と2年後の20万円、どちらがお得かを比較できる。将来もらえるお金の現時点での価値を見ることができる(PV=現在価値)
PV=200,000円/(1+r)2年
- rとは?
r=期待収益率、割引率
現在もらえる10万円が2年後もらえる20万円と同じ価値であると仮定した場合、現時点でどれくらい割引がされているのか?
複利計算で2年運用して20万円になったとすると
100,000円×(1+r)2年=20万円
rが期待収益(割引)率。
現在もらえる10万円について、例えば不動産投資する際の利回りがここで計算した期待収益率r %より高いのであれば、今もらえる10万円を選択するほうが2年後もらえる20万円よりもお得となる。運用して2年後25万になるかもしれないから。
NPV(正味現在価値)
2年後にもらえるお金と、今もらえるお金、どちらを選ぶのがお得?
投資したお金は運用することで利益を生み出す可能性がある=投資によって、そのお金がどれだけ成長して利益を獲得してくれるかが計算できる(NPV=正味現在価値) ※投資するかしないかを測れる計算ができる。
NPV=PV−投資額 ゼロ以上なら投資しても良い
投資案件① 投資額100円、PV200円=NPV100円なので投資○
投資案件② 投資額100円、PV 20円=NPVマイナス80円なので投資×
IRR(内部収益率)
投資資金をどれくらいで回収できるのか?投資の効率性を測る指標。
短い期間で回収できた方が、早期にプラスのキャッシュフローを得られるため効率の良い投資であると言える。
収益率の高い案件を見極めることができる。
投資期間や対象が異なるものでも比較が可能
IRR=投資によって得られる将来キャッシュフローの総和の現在価値と、投資額の現在価値が等しくなるとき
IRRに規定の数値はないが高い方が効率的とされる