積み立てNISA投資家の言うS&P500のリスクを考えてみる
よく投資まとめサイトやSNS、投資家のあいだで見るレバナス、S&P、オルカンについて解説したメモです。 ほぼ自分用ですが。
S&P500とは
アメリカの、超巨大な企業500社。 S&P500の指数はその平均株価の上げ下げを示す数字。
構成銘柄はアップル、Google、テスラなど流動性の高い大型株500こ。
アップル社が平野紫耀だったら、S&P500はKing & Princeです。
- 流動性の高さとは?
売り買いがしやすいということ。 多くの投資家が注目してるので、取引がしやすく、希望の値段で売買しやすい。
- 大型株とは?
時価総額が高く、流動性が高い株のこと。 市場の中で上位の株式。 株価は安定しており投資判断の材料も多い。 一方で市場全体の影響を受けやすい。
構成比率は情報技術29パーセント、ヘルスケア13パーセント、一般消費材12.5パーセント、金融10.7パーセント、、、
世界中から注目されている会社の株価変動を示した指標です。 市場・政策の影響を受けやすいが規模が超大きく基本安定しています。
投資の神バフェ兄もS&P500しか勝たんょう( ɞ̴̶̷ ̫ ʚ̴̶̷̷ )🎶💖と 激推ししています。
インデックスにおけるS&P500とは
「投資初心者に、積み立てニーサで何を買えばいいか分からないと言われました。S&P500米国株式にツッパしなさいと言いました。」
みたいなことを、Twitterで情強ぶったアラサーリーマン投資家がよく言っていますね?
そんか人間たちがいうS&P500とはインデックスのことを指します。
- インデックス(ファンド)とは?
投資信託のこと。投資信託とは、投資家の金を預かって専門家がいろんな銘柄にバランス良く投資する仕組みのこと。1000円からでも投資できる。
投資額に応じて、配当利回りという形で運用益を獲得できる。もちろん投資額が割れることもある。
つまりS&P500連動型のインデックスとは、米国の大型株の株価の上昇・下落に伴って運用損益が生じる投資信託のことを指します。
- なぜ購入者が多いのか?
理由① S&P500の指数が継続的に成長しているから。
↑Google検索 S&P500より引用
理由② アメリカ経済が長期にわたって下落したことがないから長期投資に向いている。
理由③ 世界トップ企業の株式をまとめた投資商品なら安定的、かつ低リスクで運用できるから。
ほんとにそうかぃ^_^?
私たちのように素人であればあるほど、デメリットやリスクの面から見ることが大切です。
実際、S&P500に投資するべきなの?
なんの不安も感じずに利益を出し続けられるのってあまりにもうまい話だと思いませんか?
リスクの面をニュース記事から考えます。
まず株価とは社会情勢、経済状況、政府の政策、etc…で過敏に反応する繊細さんな面があります。
さすがのS&P500インデックスファンドも政府の金融政策etc…によってその価値が揺さぶられることは十分あります。
だから投資家はいろんなニュースを見て、予測を立てて株の売買をしています。
ニュースを見てこれ以上儲かる見込みが無い!と損切りする投資家もいれば、もう少し保有してみようと売らずに持っている投資家もいます。みんなそれぞれの哲学を持って投資しているぽいです。
ちなみに…株価に影響を与えるニュースとして、アメリカの金融政策を見てみます。
FRB(日本でいう日銀)が利上げ政策を出しましたね。
結論から言うと、これのせいで株価が下がる可能性あります。つまり今後、S&P500最強という訳でもないかもしれません…
長期で停滞するか、上昇するかは意見が割れています。底値が22年10月に来てその後回復するとの意見もあったり、今後数年は下がるという意見もあります。
以下、長いので読んでも読まなくても良いです。
私もなんだこれと思っていますが、今回の利上げ=急激なインフレは悪なので抑制します🤍とのことです。
今回のように、給与上昇が伴わないインフレ、過激な景気上昇は、物価高を招くので抑制しなきゃいけません。
ちなみに今回の激しい物価上昇は、ウクライナ問題での原材料高騰←ガスや食料品等の資源価格、コロナ等が原因らしいです。
- そもそも利上げとは何か?
政府が、金融機関で資金の貸し借りを行う時の利率を上げることです。 利上げ(政策金利の引き上げ)をすると、民間金融機関の貸出・預金金利が上昇します。
お金を借りるときの金利が高いと、企業は借りたい分よりも余計にお金を払わなければならないので、事業投資を控えます。
一方で預金金利が上がると利息が前より多くつくので、個人はお金を貯蓄にまわします。
そうして需給のバランスをとって、物価の釣り上がりを元に戻します。
- 利上げの仕組みの解説
↑なぜアメリカ利上げ?
なぜ、金利の引き上げがインフレ抑制につながるのか?|賢者の投資術 Powered by OPEN HOUSE|富裕層のためのウェブマガジン
↑金利引き上げがインフレ抑制に繋がるのか? これもわかりやすい。
利上げすると株価はどうなる? 影響と過去の利上げ局面をわかりやすく解説 - 経済・ビジネス|QUICK Money World -
↑金利と株価の関係
この記事によると、一般的に金利と株価はシーソーの関係らしいです。
これらの記事を要約すると、金利が上がると株価は下がり、金利が下がると株価は上がる。 金利政策は株価を抑制する一因となっています。
金利上昇は、事業用資金を借りる際の負担額を増やすわけですから、費用が多くなれば収益も減少します。
なので収益に連動して動く株価も回り回って値下げするらしいです…。
元来、金利を上げなければならない局面=景気が急上昇していることを政府が認めている面もあります。
ですが今回のように特殊で急激な金利上昇(今回もそう!)には要注意です。株価が急に下落するからです😭
利上げに強い銘柄ってありますか?
じゃあ利上げに強い銘柄ってありますか?S&P500テーマのインデックスファンドは利上げに対してどう反応するでしょう?と思ったのでしらべました。
利上げすると株価はどうなる? 影響と過去の利上げ局面をわかりやすく解説 - 経済・ビジネス|QUICK Money World -
この記事の下の方を見ると、過去2回の利上げで高パフォだった業種が出てきます。
「エネルギー資源」「商社・卸売」
といった川上産業が強みを見せたようです。 このあたりが入っていれば変動は穏やかなのかなと個人的には思います。。。
しかしS&P500全体の構成銘柄の特徴を見ると
情報技術 27.4% ヘルスケア 14.1% 一般消費財 11.6% 通信サービス 11.2% 金融 9.9% 資本財 8.4% 生活必需品 7.0% 公益事業 3.2% 素材 2.7% 不動産 2.6% エネルギー 2.0%
米国株に投資するなら外せない「S&P500」とは?構成銘柄や魅力を解説 | ZUU online引用
ITやヘルスケア等、コロナ禍でも業績が変わらなそうかつ需要の高い業種は多いですが、過去の利上げ時で強みを見せた業種の割合は少なめです。
そのためS&P500テーマのインデックスファンドを保有する場合、今参入するのは私は少し慎重になった方がいいかもと思います。(構成銘柄の観点から言うと)
S&P500テーマのインデックスファンドがS&P500内のどんな業種の企業に投資しているかも見てみるといいかもです。
ちなみにイーマクシススリム米国株だとアップル+マイクロソフトだけで約11%を占めてまひた。
追記:アップルのβは1.19なので感度ちょい高いかもね。 (β:市場の動きが1動いたら、何倍動くか。株価10%動いたら約12パーセント動くよ。)
インデックスファンドも個別株投資も、タイミングが大事だと思っています。
自分なりに株価は上がるだろう、結局安定するだろうという判断基準や信念を持っているのであれば全然大丈夫だと思います。
過去の利上げ政策後の業種ごとの株価の値動きグラフを読んで判断するのもいいと思います。
まとめ
- このインデックスに投資すべき!と断言するインフル エンサーのはなしは(過度に)信じるな。
S&P500がいくら優秀だからと言って、過信はノー。
投資するときはリスクを考えて自己責任。自分なりの判断基準持つのは重要!
よろしくお願いします!
終わり